2016.07.04 | 上州富岡駅の新駅舎建設 - ボルトテンショナー実績 |
ボルトテンショナーでM22・M24ボルト締め使用実績
上信電鉄 上州富岡駅の新駅舎建設に「ボルトテンショナー」が使われました。
レンガを積み上げて、真ん中にボルトを通し上からテンションを掛ける。
レンガの施工でボルトテンショナーを使用する初めての施工事例となりました。
ボルト長さが、6mにもなる超長尺ボルト締め作業。ボルトテンショナーの
引っ張りストロークを見ながらの施工。
M22、M24のボルト締め作業用。各ボルト本数: 2000本。
プララド ボルトテンショナー 使用機種:
特注 BT150T-22 M22用 最大軸力:233kN
特注 BT150T-24 M24用 最大軸力:233kN
上信電鉄 上州富岡駅
駅所在地:群馬県富岡市富岡1599-3
富岡駅は世界遺産に登録された富岡製糸場の玄関口となる最寄り駅。製糸場を継承する駅として、製糸場でも使われているレンガを地面から隆起させた高さ約6.5mの柱の上に屋根を乗せた、半外部空間を持つ構造になっている。
駅舎全体は全く新しい工法である「鉄骨煉瓦造 (鉄骨とレンガ造の混構造)」で建築。これは柱に溶接された筋交いをレンガで挟むことで強い耐震性を持つ構造。また製糸場のレンガの積み方「フランス積み」とは異なる、この駅舎特有の「富岡積み」によるレンガの積み方となっている。
- 上州富岡駅が受賞した各デザイン建築賞 -
・第12回 ブルネル賞: 鉄道デザインの国際コンペ「ブルネル賞」の駅舎部門。
・2014年度 グッドデザイン賞: 「グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれた。
・2015年度 日本建築学会賞
・第56回 BCS賞 特別賞
建築主:上信電鉄株式会社
設計者:株式会社TNA
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