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油圧トルクレンチの仕組みとは? |
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油圧トルクレンチの仕組みは、油圧ホースと油圧ポンプを接続し、油圧ポンプ内の油圧作動油は圧力制御弁を介して圧力を上昇させます。そのポンプから送り込まれた高圧の油圧作動油が油圧トルクレンチの内部 油圧シリンダー後方に入り、ピストンロッドを押し出して前進することにより、レバーブロックを回転させボルトを締め付ける仕組みになっています。 1回のストロークで約30度ずつ回転して締め付けていきます。油圧トルクレンチのラチェット機構により一方向の回転のみ伝え、逆回転しない機構ですので、ピストンロッドが戻ってもボルトは逆回転しない構造です。 油圧トルクレンチを駆動させるためには、専用の油圧ポンプと油圧ホースが必要となります。トルクを設定するには油圧ポンプの圧力設定により締め付けトルクの設定を行います。 油圧ポンプには電動油圧ポンプとエアー油圧ポンプがあり、エアー油圧ポンプを組み合わせて使用することで防爆エリアでの使用も可能です。 |